法務省は8日、不法残留などで強制退去が決まったフィリピン国籍の75人を6日にチャーター機で一斉送還したと発表した。集団で不法入国した外国人を一緒に送り返すケースはあったが、事情が異なる外国人をこれだけの規模で一度に送還した例はないという。 法務省入国管理局によると、強制退去が決まった外国人が送還を拒み続けた場合、民間の定期便を使い、入国警備官を付けて1人から数人の単位で帰国させる。この場合、交通費は日本政府の負担となる。 ただ、機内で大声を上げたり暴れたりして送還できないこともある。チャーター機を使って一斉送還することで安全性が高まり、費用も抑えられるとしている。 |
時事通信
7月8日(月)19時50分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130708-00000117-jij-pol |